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【六本木アイドルフェスティバル2025ライブレポート】なみだ色の消しごむ、初っ端から会場を沸かせ元気溢れる空間に
7人がステージに並ぶと歓声が飛び交い、「サニーシャイン」でスタート。初っ端から全力コールで会場が沸き上がる。滝口愛奈と高松穂乃花のサビ前パートに関しては、歌声がかすかに聴こえるほどの大音量。サビの手を挙げる振りコピも綺麗に揃い、一体感を見せつける。
昨年はオープニングアクトで出演したが、今年は6月に菜森未咲、望月唯織が加入し、新体制で登場。2人も躍動感あるパフォーマンスを見せる。
勢いそのまま、歌詞も振り付けもお祭り騒ぎ感とパリピ感のある新曲「A・S・B」へ。7月12日に初お披露目されたにも関わらず、ファンも完璧なコールと口上で対応。メンバーの覇気も強く、“最高! 最高!”をファンと歌い、夏の最高地点へ駆け上がる。
続く、「かわいくなって世界変えたい」でさらに熱気上昇。疾走感のあるメロディに合わせ乙女心を歌う7人。高松の“好きだった人 今では全然 興味もない 先に進もう”の歌詞をファンも合唱し、“超可愛い!”コールとクラップをステージに送る。フィニッシュのポーズも可愛く決めて、「青春イマージュ」へ。
悲しみやもどかしさ、期待、静と動が混在するメロディと歌詞にメンバーの感情のこもった歌声が乗る。滝口の落ちサビは抑揚があり、“ただそれでいい”は胸を締め付けるような歌い方で心を掴まれる。
エモーショナルな状態から、カラッと切り替えてラストは軽快なロックナンバー「メインキャラクター」。歌い出しの振り付けがコミカルでキュート。サビの横移動に合わせてファンも一緒に両手を広げ元気いっぱいに横移動。なみだ色の消しごむの楽曲は、尖っているというよりも丸みがあり、誰でも受け入れてくれる印象。全5曲、これだけファンを動かし楽しませられるのは、その楽曲とグループの柔らかい空気感があってこそだろう。
取材&文:赤木一之
なみだ色の消しごむ『六本木アイドルフェスティバル2025』セットリスト
サニーシャイン
A・S・B
かわいくなって世界変えたい
青春イマージュ
メインキャラクター