【LuckyFes’25】HAPPY CREATORS、初出演で魅せた熱狂のオープニングアクト「ラッキーでハッピーな1日になりますように」

大型野外フェス『LuckyFes’25』が、8月9日（土）から11日（月・祝）の3日間、茨城県・国営ひたち海浜公園で開催。

“音楽と食とアートの祭典“をテーマにした同イベントには、ジャンルや世代を越えて活躍する総勢100組以上のアーティストが集結。広大な自然を舞台に、熱気あふれるパフォーマンスがくり広げられ、来場者の心に特別な夏の記憶を刻んだ。

その1日目となる2025年8月9日、GARDEN STAGEは通称ハピクリことHAPPY CREATORSによるオープニングアクトからスタート。

「LuckyFesにお越しのみなさん、HAPPY CREATORSです！今日はこのGARDEN STAGEを超絶ハッピーにしに来ました！楽しむ準備できてますか？オープニングアクト楽しんでいきましょう！」

SEにあわせてステージに登場した7人。逢川あいの高らかな挨拶から、リズミカルで歌詞の響きが印象的なポップチューン「しぇあはぴ」からライブは始まった。

曲中に”LuckyFes”や”ラッキー”と合いの手を入れ、ハッピーなオーラをステージから解き放っていく。

「まだまだ行けるよねー！」

小鈴かれんが客席に声をかけて「じゃじゃじゃじゃーん!!」へ。

夏らしくキラキラした爽やかなポップソングにあわせて、元気に7人が歌い踊る。曲のラストでは全員で大きなジャンプを決め、アイドルらしい元気と可愛さを振りまく。

「ひたちなかのみんな！次はこの曲で私たちとハッピーをクリエイトしていきましょう！」

楠森しゅりの声で始まった「きみのせいではっぴーです！」では、軽快なテンポと中毒性のあるリズムにのった、メンバーの個性あふれる歌声の応酬で、しあわせな雰囲気が会場を包み込んでいく。

MCでは、昨年11月のデビューや「世界中にハッピーを届ける」というコンセプトについて触れ、続いてメンバーの自己紹介を実施。結成後初めて迎える夏にLuckyFesへ出演できた喜びと感謝も語った。

「HAPPY CREATORSは気合十分なんですが、みなさんもっともっと盛り上がっていけますか！もっともっと、いけますか！私たちと一緒に最高のLuckyFesの幕開けをしていきましょう！」

七瀬こあが観客を煽り、軽快なメロディにキュートなラップでメンバー紹介をしていく「はっぴー7」がスタート。思わず口ずさみたくなるサビとキュートな振り付けが癖になる。

続けて披露した「しあわせはまだなぞなのだぞ」は、ミステリアスな雰囲気に80sシンセポップのニュアンスをまとった中毒性の高い一曲。小刻みに展開する歌割りとめくるめく構成で、観客をぐいぐいとハピクリの世界へ引き込んでいく。

「LuckyFes！HAPPY CREATORSのステージ、楽しんでいますか？ここからさらに盛り上がっていくために、みんなの声を聞かせてください！」

橘あやのコール＆レスポンスに合わせ、観客も拳を高く掲げて熱く応える。
ステージと観客の距離をさらに縮め「この調子で最後までついてきてください！」という呼びかけとともに、その勢いのまま「WORRY DESTRUCTION」へとなだれ込む。

一転して雰囲気が変わり、パンチの効いたアグレッシブなナンバーにあわせてキレ味鋭いダンスを繰り広げる。耳を奪うキャッチーなサビが響き渡ると、会場のボルテージは一気に最高潮へ。さらにその熱気を保ったまま、「ライムライト」へと突入する。

「この曲が最後の曲となります。HAPPY CREATORSを見るために、朝早くからお集まりいただきありがとうございます！今日、みなさんの心に残るパフォーマンスが出来ていたら嬉しいです。最後まで一緒に楽しんでいきましょう！」

「ライムライト」は、“止まらない時間の中で〈今〉という一瞬の輝きを大切にしたい”というコンセプトを掲げた楽曲。グループ結成後、初めての夏を迎えるフレッシュな彼女たちが、今しかない季節の輝きと儚さを胸に刻むように、キラキラとエモーショナルに歌い上げた。

「今日という一日が、みなさまにとってラッキーでハッピーな1日になりますように。この後もぜひ楽しんでいってください。また必ずどこかでお会いしましょう！」

橘あやが熱く30分間のステージを締めくくり、HAPPY CREATORSはLuckyFes’25の始まりにふさわしい、鮮やかな幕開けを飾った。

取材＆文：星野美咲

セットリスト

M1. しぇあはぴ
M2.じゃじゃじゃじゃーん!!
M3. きみのせいではっぴーです！
M4. はっぴー7
M5. しあわせはまだなぞなのだぞ
M6. WORRY DESTRUCTION
M7. ライムライト