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【六本木アイドルフェスティバル2025ライブレポート】fishbowl、夏曲満載で8月に向けて熱気上昇

テレビ朝日が主催する真夏の恒例アイドルイベント『六本木アイドルフェスティバル2025』が、7月26日(土)&7月27日(日)に六本木ヒルズアリーナにて開催された。両日合わせて40組を超えるアイドルが、野外ステージで多彩なパフォーマンスを披露し、六本木に大きな熱狂をもたらした。本稿は、7月27日に出演したfishbowlのライブレポートとなる。



「熱波」をアレンジしたSEで登場し、木村日音がラップでフロアを温めると、1曲目「熱波」イントロへ。高まる観客。5人の“ね”の音4つの後に再び木村のキレのあるラップが炸裂。あどけない表情の新間いずみの低音ボイスはいつ聴いても耳に残るしクセになる。間奏はファンからの熱烈な“超可愛い!”コールが響き渡る。フロアが熱くなり準備が整ったところで、木村が“前も後ろも全員で飛べー!”とシャウト。手を挙げ、ジャンプし、クラップするファンたち。

木村日音『六本木アイドルフェスティバル2025』(2025年7月27日/六本木ヒルズアリーナ)

新間いずみ『六本木アイドルフェスティバル2025』(2025年7月27日/六本木ヒルズアリーナ)

熱気冷めやらぬ間に「六感」へ。齋藤ザーラチャヒヨニのキュートな歌声で始まり、黄色の衣装でひらりとステージを舞う5人は妖精感がある。間奏“1、2、3、4、5、6”の新間の“5、6”の声には妙な色気もある。“六本木! 六本木!”と煽り、曲繋ぎで「八月」がスタート。佐佐木一心のソリッドな歌声とクラップを促す煽りは元気が出るし、大白桃子の穏やかな歌声には癒される。

齋藤ザーラチャヒヨ『六本木アイドルフェスティバル2025』(2025年7月27日/六本木ヒルズアリーナ)
大白桃子『六本木アイドルフェスティバル2025』(2025年7月27日/六本木ヒルズアリーナ)

夏の楽しみと期待感を抱かせ、ロックナンバー「二兎」でさらにぶち上げる。木村と佐佐木の歌声は、ハスキーがかっていて気合十分。ファンも負けじと食らいつき、コール&レスポンスでヒートアップ。ラストは、10月3日リリースの新曲「蒼霞」。可愛らしく爽やかで温かみのある夏曲。落ちサビ、佐佐木の弾ける笑顔が眩しい。

佐佐木一心『六本木アイドルフェスティバル2025』(2025年7月27日/六本木ヒルズアリーナ)

10月25日にグループを卒業する新間にとっては、最後の夏。新間の“好きだった、好きなんだ”に“オレモー!”で返すファン。サビの“世界でいちばんあつい 夏はここにあった”に対する、曲終わりの“世界で一番愛してる!”の声援もアツかった。

fishbowl『六本木アイドルフェスティバル2025』(2025年7月27日/六本木ヒルズアリーナ)

取材&文:赤木一之


fishbowl『六本木アイドルフェスティバル2025』セットリスト
熱波
六感
八月
二兎
蒼霞