南沙良、初の海外映画ヒロインに抜擢。香港映画『ROAD TO VENDETTA』出演

俳優・南沙良が、香港映画『ROAD TO VENDETTA』で自身初となる海外作品に、ヒロイン役として出演することが決定。同作は、アメリカで開催される世界的映画祭『Fantastic Fest 2025』コンペティション部門に選出され、世界で初めて上映されることとなった。

『ROAD TO VENDETTA』は、香港の映画会社mm2 Hong Kongとユニバーサル・ピクチャーズが再びタッグを組んだ最新作。新進気鋭のNjo Kui Ying（リョン・コイイン）監督がメガホンを取り、Mani Man Pui-Hing（マニ・マン）がプロデュースを手掛けている。同作において、南沙良は物語の核となる“日本人少女・雲（くも）”を演じ、初の香港映画出演とアクションジャンルに挑戦する。

各国の注目作品が選出される『Fantastic Fest 2025』に選出されたことについては、プロデューサーのMani Man Pui-Hingが“『イップ・マン 葉問』や『導火線 FLASH POINT』以来、香港映画がこの映画祭に選出されるのは十数年ぶりの快挙”と語るとおり、国際的な評価の高さを物語っている。

南沙良は、W主演作『万事快調＜オール・グリーンズ＞』の第30回『釜山国際映画祭』への正式出品が発表されたばかり。続けて、『ROAD TO VENDETTA』がアメリカ開催の世界的映画祭『Fantastic Fest 2025』に選出され、映画祭への出品決定が相次いでいる。

同作は、謎の暗殺者組織に属する殺し屋No.4（ジェフリー・ガイ）がヤクザのボスを暗殺するため日本に送られるところから物語はスタート。依頼主である雲によって予期せぬ奇襲に遭遇。復讐を誓う雲は全財産を投じてNo.4を雇い、自身の復讐計画に巻き込もうとする。雲の真っ直ぐな想いが物語を大きく動かしていくこととなり、重要な役どころとなる。

映画『ROAD TO VENDETTA』は、2025年12月4日（木）に香港の劇場で公開予定。

南沙良 コメント
映画『ROAD TO VENDETTA』に出演させていただきます。自分にとって初めての挑戦が多い作品で緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じていました。天真爛漫な可愛らしさを持っている雲は、演じていてとても新鮮でしたし、雲の真っ直ぐな想い、そしてNo.4の存在に何度も心を動かされました。そしてアメリカの映画祭『Fantastic Fest 2025』に選出されること、大変光栄に思います。世界初上映ということで、先行してご覧いただくみなさまがどう感じられるか、とても楽しみです。

映画『ROAD TO VENDETTA 殺手#4』

原作：Mani Man Pui Hing（文佩卿／マニ・マン）、Li Shuk Ming（李淑明／リー・ソクミン）、Njo Kui Ying（梁居英／リョン・コイイン）
脚本：Mani Man Pui Hing（文佩卿／マニ・マン）、Li Shuk Ming（李淑明／リー・ソクミン）、Njo Kui Ying（梁居英／リョン・コイイン）
監督：Njo Kui Ying（梁居英／リョン・コイイン）
製作：Mani Man Pui Hing（文佩卿／マニ・マン）、鈴木祐介（Yusuke Suzuki）

■出演
魏浚笙（Jeffrey Ngai／ジェフリー・ガイ）
南沙良（Sara Minami）
朱栢謙（Chu Pak Him／チュー・パクヒム）
韋羅莎（Rosa Maria Velasco／ローザ・マリア・ヴェラスコ）
竹中直人（Naoto Takenaka）
斎藤工（Takumi Saito）
洪瑜鴻（春風／Daniel Hong／ダニエル・ホン）