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アップアップガールズ(仮)、追加メンバーオーディション2025ファイナル審査会を生配信
アップアップガールズ(仮)(以下、アプガ(仮))の本格的な新体制に向けて今年6月から行なわれてきたオーディション『アップアップガールズ(仮)追加メンバーオーディション2025』もいよいよ佳境を迎え、8月24日(日)に最終審査が実施。その模様が、アップアップガールズ公式YouTubeチャンネルで「アップアップガールズ(仮)追加メンバーオーディション2025ファイナル審査会」として生配信された。
番組内では、オーディション合格者が、9月7日に飛行船シアターで開催されるアプガ(仮)のワンマンライブ『アップアップガールズ(仮)の(仮)LIVE 仮取り大作戦!』でお披露目予定であることがサプライズ発表された。
現在アプガ(仮)は、青柳佑芽、MINA、MARINの3名で暫定新体制『アップアップガール(仮)の(仮)』名義で活動中。彼女たちとともに新しいアプガ(仮)に加入したいという思いのもと、オーディションには多数の応募が集まった。これまでの厳正な審査を勝ち抜いてきた最終候補者は、SUZUNA、KAORU、YUNA、AYA、YUINA、AYAKA、YUZUKI、NANAMI、MIREI、CHITOSEの10名。この日の最終審査では、課題曲のアプガ(仮)の「アッパーカット!」と「FOREVER YOUNG」を2チームに分かれて披露することとなった。
チーム分けは、AチームがAYA、YUNA、AYAKA、YUINA、MIREI、BチームがSUZUNA、CHITOSE、NANAMI、KAORU、YUZUKIという編成。最終候補者たちは、前日23日にレコーディング審査、ボイストレーニング審査、フィジカル審査、ダンスレッスンを実践。そして24日当日は、両チームで合同レッスン、チームごとに分かれてマイクを持ってのレッスンと、真剣な眼差しで練習に取り組み本番への闘志を燃やした。
緊張と期待感高まる中、いよいよ最終審査の本番がスタート。アプガ(仮)の青柳がMCを担当し、MINAとMARINがアシスタントに就く。審査員は、音楽プロデューサーのmichitomo、コレオグラファーの竹中夏海、ボイストレーナーの杉浦良美が務めた。さらにはアプガ(仮)の卒業メンバーである古川小夏、古谷柚里花、小山星流がアプガOG見守り隊としてオーディションに駆けつけた。
審査が始まると、最終候補者がそれぞれ自己紹介と個人アピールを展開。口笛を吹きながらレモンを手で絞り一気飲み、自作のシャツとケーキと(仮)ネイルの披露、自作紙芝居のナレーション、タップダンス、あいうえお作文、御朱印帳とモデルウォーキング、連続バク転とワックダンス、豪快な素振り、ブリッジ、フリップ芸と、最終候補者はそれぞれクセの強い特技を次々と見せていく。
そして、両チームが「アッパーカット!」「FOREVER YOUNG」を連続で披露。チームで振り合わせをしたのはわずか2日間ながらも、10人の最終候補者は今ある渾身の力を出し切った。未完成のパワーは、もはや感動的ですらあった。
最終審査のパフォーマンスを終えると、10人の最終候補者がAチームからオーディションの感想を述べていった。
MIREIは“この1週間ダンスと歌に取り組んだんですけど、なかなかウマく時間を割くのが難しかったり、自分なりに練習しても形にならなくて悩むことも多かったんです。でも最後5人で楽しく歌って踊れて、すごいよかったです”、AYAKAは“私がアイドルオーディションで最終審査まで残れたのはこれが初めてで、課題曲を覚えたり配信やSNSとかやることはいっぱいあったんですけど、日々が刺激的でした。自分にとってすごい吸収できた期間でしたし、私に出会ってくれたファンのみなさんに「全力で楽しんでいこう!」って応援してもらえたんです。悔いのないように自分らしく、こうしてみなさんの前で披露できたのがすごく嬉しいです。楽しかったです!”、AYAは“昨日と今日レッスンさせていただいて、それまでは自分たちで映像を観て練習してたので、5人に分かれてやるっていうのはどうなるんだろう?ってすごい不安だったんです。でも、こうして集まって一緒に練習して、ダンスも歌もいっぱいアドバイスをもらって、いっぱいミスしたところもあったんですけれども、すごく楽しく最後までパフォーマンスできました”と笑顔で語った。
YUINAは“頑張ったつもりじゃダメなんだなって思いました。自分なりに頑張ったことは頑張ったです。でも、できなきゃ努力と言えないから、すごい悔しいなって思います(泣)。でも、今これしかできなかったのが今の自分の実力だから、それを認めて、今後自分がどういう人生を歩むかどうなるかわからないんですけど、全部活かして頑張りたいな、もっと努力したいなって思いました”、YUNAは“このパフォーマンス中、みんなと目を合わせるということを意識して楽しくできたと思います。でもすごい悔しいので(泣)……ホント悔しいです! 悔しいですけど、この期間中に候補生みんなのことが好きになっちゃったので、誰が受かっても嬉しいし、誰が落ちても悲しいなって思います”と悔しさとオーディションから得た気持ちをストレートに口にした。
続いてBチームが感想を語った。
SUZUNAは“今日のパフォーマンスで言えば、正直悔しいところもたくさんあるんですけど、 このオーディションが始まってから、すっごい生きてるなー!って感じることができましたし、誰かと歌って踊る、笑い合うってすっごい幸せなだなって改めて感じることができて、アイドル最高!って感じです。私をここで働かせてください!”、CHITOSEは“今日のパフォーマンス、とにかく楽しかったです。でも、もっともっといいパフォーマンスをしたいなって思ったし(泣)、アプガ(仮)として、まだ見たことない景色も、また見たい景色も、全部をファンのみんなと共有したいなって。実際に応援してくださったみんなと直接ライブで会いたいです。楽しかったし、すごくやりたいなって今日改めて思ったし、覚悟ができました。ホントにこのオーディション参加してよかったです。私もここで働かせてください!”とアプガ(仮)への就職希望を直訴した。
NANAMIは“チームとして全員で歌とかダンスを一緒にできたのがすごい楽しかったし(泣)、悔しいところはいっぱいあったけど、パフォーマンスが終わってから小山さんが「大丈夫だよ」って言ってくれてすごく安心しました。こんな素敵な卒業された方もいて、すごく素敵なアプガ(仮)のメンバーさんと一緒に私も活動がしたいなって改めて思いましたし、今の気持ちを一言で表したら、 私に賭けてほしい!って気持ちでいっぱいです!”、KAORUは“私は泣きたくない(泣)。楽しかったです!(号泣を堪える) 悔しいところもいっぱいあったし、人前でパフォーマンスするのはバレエの発表会以外で初めてで、すごい楽しいなって思いました。配信も初めてでファンの方とコミュニケーションしたりできて、私はアパレル店員なので顧客さんしかそれがなかったんですけど、無条件に私を応援してくれたりすごく温かいなって。1週間応援してくれた方に、私もアプガ(仮)さんのメンバーとして実際にお会いして直接感謝を伝えたいなってすごく思ってるので、私もここで働きたいです! オーディションに参加してホントによかったし、ホントに楽しかったです。私まだまだいっぱいできることあります! またレコーディングしたいです!”、YUZUKIは“今日パフォーマンス2曲したんですけど、この1週間必死で正直楽しかったことはなかったけど、でも最終的に楽しいなって思えました。実は昨日まで、全然場位置とかも覚えられなくて(泣)、振りも歌単体では入ってたんだけど、一緒になると全然できなくなってしまって、昨日の最後の練習もずっと間違いっぱなしだったんです。今日どうできるかわからなかったけど……でも、できたから良かったです! 昨日の練習の時も、メンバーのみんなも自分のことでいっぱいなのに優しくしてくれて嬉しかったです。ありがとうございました!”と涙と感情をありのまま伝えた。
そして、最終審査の総評を、審査員の3人が語った。
michitomoは“アプガのオーディションって面白いですよね。要は個性のある人がすごくいっぱい来るなと思って。ただ逆にみんな個性を出そう出そうに走りすぎてる部分もありすぎるなっていうのも正直思いました。やっぱりアイドルって自我満足じゃダメだと思うんです。やっぱりお客さんあってのものなので。今日は僕らがお客さんの立場だと思ってましたし、ちゃんとそれを意識してる人を僕は評価したいなと思って見てました”、竹中は“こんなことを言うと、もともこもないんですけど、ダンスって「才能1、努力9」なので、誰でも努力すれば上手になるってことを私はいろんなところで言うんです。ホントに才能なんて、ホントの最後の最後に効いてくるだけなので、あとは9努力すればいいんです。ただ、努力ができるっていう才能は絶対にあると思うので、短いオーディションの中でそれを見極めるのは難しいんですけど、努力ができる子かな? 続けられるかな?っていうのをちょっと考えながら見てました”、杉浦は“すごく短い時間でしたがレッスンという形で取り組ませてもらったんですけど、今ってみんなそうだと思うんだけど、楽しいことをすることに慣れちゃってるというか、苦しいこととかつらいことってあんまり望んでやらないじゃないですか。だからちょっときついことを言うとパニクっちゃったりとかするんだけど、正直言ってアイドルってつらいことがけっこう多いんです。頑張ります!って言っても楽しいことばっかりじゃないんです。今日の最終審査では、目の奥に持ってる闘志みたいなものが昨日と違って感じられた子もいたので、それがすごく有意義だったなと思ってます。いろいろ考えて審査したいと思います”と冷静な視点で厳しく温かくコメントを口にした。
アプガ(仮)のメンバーからも、オーディションの感想の言葉が語られた。
MARINは“すごい感動しました。最初にやったBチームのみなさんは、パッションというかチーム全体の勢いや一体感が見えてすごい素敵だなって思いました。Aチームのみなさんは、この短期間でどうしてこんなに完成度が高いんだ?って思ってすごい感動しました。自分も頑張らなきゃなって思いました”、MINAは“オーディションって、みんながライバルだと思うんです。横にいる人がみんながライバルだけど、1つのグループになって1つのものを作り上げるってどんな感じなんだろう?って思ってたんです。でも、実際パフォーマンスで見させていただいて一体感が感じられて。短い練習期間の中でもグループで絆が生まれたんだろうなってすごい感じられて、心がジーンってなりました”、青柳は“私もオーディション審査を5人組でパフォーマンスして、今ありがたいことにここにいる身なんですけど、その時のことすごい思い出しちゃったんですよ。その時、私は歌もダンスも一番できなかったんです。でも、さっき先生が努力をする才能っておっしゃってたじゃないですか。努力って自分でギアをグッ!て入れて、よし頑張るぞ!って気合いを入れられるかどうかだと思うんです。それって、アプガ(仮)に入りたい!って気持ちだけがエンジンになるわけじゃないですか。今日パフォーマンスを見せていただいて、「ここで今やるしかない!」ってギアを入れた自分のことを思い出したんです。それをすごい感じられる子がたくさんいて、ホントにアプガ(仮)を受けてくれてありがとうって思いました。これからご縁があってもなくても、みなさんの人生が幸せになったらいいなってホントに思いました。今日はありがとうございました!”と、メンバー3人それぞれが自身のオーディション時と重ね合わせて、最終候補者へ感謝と労いの言葉を伝えた。
さまざまな想いと現実が交差する最終審査の結果は、9月7日に飛行船シアターで開催される3人体制アプガ(仮)のワンマンライブ『アップアップガールズ(仮)の(仮)LIVE 仮取り大作戦!』で発表予定。果たして誰がアプガ(仮)の追加メンバーに選ばれるのか、ぜひ注目してほしい。