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宮田愛萌、リアルな食体験を描く短編小説集『おいしいはやさしい』発売決定

株式会社PHP研究所が、9月29日(月)に『おいしいはやさしい』(宮田愛萌 著)を発売する。

2023年にアイドルを卒業した宮田愛萌は、同年『きらきらし』(新潮社)で小説家デビュー。短歌やエッセイも発表しており、作家として活躍の場を広げている。2025年1月には、私立中学の入試問題に作品が採用されたことも話題となった。

4作目の著書となる本作の発売を記念して、宮田愛萌が登場するイベントを東京都内で開催することが決定。

万葉集、恋愛、短歌に続いて選んだ最新作のテーマは“食”。“食べるのが好き”“作るのが好き”“人に作ってあげるのは好きだが自分には適当”“人に作るのはプレッシャー”など、食事に対するスタンスや想いは人それぞれだと、宮田愛萌は折に触れて感じていた。この多様な感覚が連作短編集のインスピレーションになったという。

過去のダイエット経験を経て、現在は人並み以上に“食”に対する興味があると言う宮田愛萌。“できるだけ経験したことを描きたい”というこだわりから、作中に登場する料理は、自ら飲食店に足を運んで取材したものばかり。味や香り、食卓の空気感を物語に織り込み、食と人生が交差する味わい豊かなストーリーを4編収録した。

宮田愛萌コメント
『おいしいはやさしい』は食べ物にまつわるお話です。私が昔ダイエットに夢中になっていった時には、飲食に抵抗があったり、偏った食生活をしていたものです。おかげで今もまだ、お腹がすく、という感覚が返って来ないままで困っています。そんな私ですが、食べ物への興味は人並みかそれ以上にあり、このお話を書いている間は取材と称して色々なお店に行くことや自分で作ることを楽しんでおりました。登場人物の味覚と私の味覚が違うせいで、私が思ってもないことを作中で述べなければならなかったこともありましたが、それも含めて書くのがすごく楽しかったです。
読んだ方が、お腹が空いたな、何食べようかな、と思ってくださったら嬉しいです。

東京都内2ヵ所でイベント開催

9月27日(土)ブックファースト新宿店

日時:2025年9月27日(土)18:00~
会場:ブックファースト新宿店 地下2階 Fゾーン イベントスペース
イベント内容:当日会場で『おいしいはやさしい』のサイン本をお渡しします。
参加方法:PassMarketにて。前売り整理券を購入ください。
チケットページ

10月10日(金)東京某所

日時:2025年10月10日(金)17:00~
会場:東京某所

■イベント内容
トークショー:17:00~
1部:クリアカードお渡し会 17:45~
2部:クリアカードお渡し会 18:30~
参加方法:期間内に対象商品をHMV&BOOKS onlineにて全額内金でご予約いただいた方(ローソンWEB会員限定)の中から抽選でご当選された方を、イベントへご招待いたします。
イベント情報サイト

『おいしいはやさしい』

■あらすじ
どうしても料理をしたくない新婚のアラサー、過度なダイエットに励む姉を見守る受験生、家族ではなく“自分のため”のご飯を作りたくて家出した主婦……。食品の成分表示が気になるオーナーが開いた「カフェ・オヴィ」には食と人生に悩む人が訪れ、自分の心と向き合う。女性の内面を、温かく繊細に捉えた、書き下ろし連作短編集です。

『おいしいはやさしい』書影

『おいしいはやさしい』書影

著:宮田愛萌
判型・製本:四六判並製
ページ数:208ページ
定価:¥1,870
発売日:2025年9月29日(月)
発売元:株式会社PHP研究所

プロフィール

著者近影

著者近影

宮田愛萌(みやた・まなも)
作家・タレント
1998年4⽉28⽇⽣まれ、東京都出⾝。2023年アイドル卒業時にデビュー作『きらきらし』を上梓。現在は⽂筆家として⼩説、エッセイ、短歌などジャンルを問わず活躍。
本に関連するTV/トークイベント/対談なども出演。
・バターの⼥王アンバサダー
・TBS ポッドキャスト 『ぶくぶくラジオ』
・⼩説現代エッセイ連載『ねてもさめても本のなか』講談社
・短歌研究エッセイ連載『猫には猫の・⽝には⽝の』短歌研究社
・TV LIFE ラジオ番組『⽂化部特派員「宮⽥愛萌」』パーソナリティ
・著書『あやふやで不確かな』幻冬舎
・著書『春、出逢い』講談社
・著書 写真短歌集『わたしのをとめ』短歌研究社
・株式会社タップル WEB 広告
・宮⽥愛萌写真集制作プロジェクト「#6E0304」
・著書『晴れ姿の⾔葉たち』文芸春秋