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CANDY TUNE、代表曲「キス・ミー・パティシエ」古語verをお届け。『伊右衛門』新WEB-CM出演

CANDY TUNEが出演するペットボトル緑茶『伊右衛門』の新WEB-CM「伊右衛門×CANDY TUNE『君がこころに、茶のしらべ。』篇」が、9月25日(木)から公開された。


今回は、“古くから日本の文化として親しまれてきた「緑茶」を、若い世代にも日常的に楽しんでいただきたい”という想いの下、緑茶と同じく、日本の伝統的な文化として、近年、若者の間で“美しく、情緒的”と共感を集めている“古典文学などで使用される表現(古語)”に着目。

若い世代に大人気のCANDY TUNEを起用し、代表曲「キス・ミー・パティシエ」の古語バージョンを披露するスペシャルMVと、日常で使いたくなる古語を紹介するショート動画を制作。

奥ゆかしい古語に変換された歌詞や、メンバーカラーの美しい着物での歌唱、印象的な振り付けを通じて、古き良き日本の文化と、現代の若者をつなぐ。


■撮影エピソード
撮影当日は、各メンバーの個性を引き出すチャーミングな振り付け、演出に加えて、カメラワークでもフェードインやフェードアウト、上下左右のスライドなど、さまざまな手法を駆使することで、視覚的なインパクトを強調。そのため、高いレベルのパフォーマンスをくり返し求められたが、CANDY TUNEは、持ち前の集中力とチームワークを発揮して、OKテイクを連発。

また、今回は「キス・ミー・パティシエ」を“接吻 菓子司(せっぷん かしつかさ)”に、“愛してね”を“愛し給(たま)え”に、“思わせぶり”を“空頼(そらだの)め”にといった具合いに、現代語の歌詞を、慣れない古語に変換して歌唱することに挑戦。当初は“難しい~”“無理だ~”と頭を抱え、細かいミスに悔しさをにじませる場面もあった。それでも毎回“大丈夫だよ”“頑張ろう”と互いに声を掛け合い、時にはハグをして気合を入れ直すと、テイク3を数える頃には、自然と全員が正確に歌いこなせる状態に。ついには待ち時間に、見聞きしたものや感じたことを古語で言い合う遊びを始めるほど熱中し、古語ならではの表現や世界観をメンバー全員で楽しんでいる様子がうかがえた。


CANDY TUNEインタビュー①(桐原美月・小川奈々子・立花琴未・宮野静)

ーー『伊右衛門』の新WEB-CMに出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

小川 誰もが知っている『伊右衛門』のCMということで、今回のオファーをいただいた時はびっくりしました。『伊右衛門』は“和”というイメージがありましたが、撮影で着物を着られることや、私たちのデビュー曲「キス・ミー・パティシエ」を古語バージョンにアレンジして使っていただけるということを知って、すごく嬉しかったです。

ーー古語バージョンの「キス・ミー・パティシエ」を歌ってみて、印象的だったフレーズを教えてください。

立花 私が学生の頃に授業で習った古語が出てきたのですが、学生の方もこれから一緒に勉強したり、“あ、ここ、こうだ”と当てはめたりして、歌ってくれたら嬉しいですね。メンバーのみんなは特に“接吻(接吻)♪”のところがお気に入りで、練習する時も最初に覚えたと思うので、みなさんもぜひ歌詞を覚えて、一緒に歌ってくれたらと思います。

ーー今回は着物での撮影でしたが、お気に入りのポイントはありますか?

宮野 メンバーカラーの和装というところがポイントだなと思います。中学生の頃、着物にハマっていた時期があって、当時は白とか黒を着ることが多かったのですが、メンバーカラーの着物というのは“きゃんちゅー(CANDY TUNE)”ならではというか。みんなそれぞれ似合っていて、やっぱりメンバーカラーに選ばれた子たちなんだなと思いました。

ーー宮野さんが思う、着物が1番似合っているメンバーを教えてください。

宮野 きりちゃん(桐原さん)ですね。黒髪で前髪を流している感じと、青という着物の組み合わせが大人っぽくて、すごく“美”を感じたというか。初めて見た時、心の中で“うわ、きれー! きりー!”と思いながら、横目でチラッと見ていました。あと、なちこ(小川さん)の着物が『伊右衛門』のカラーに似ていたので、『伊右衛門』を飲む時に毎回“なちこだ!”と思って。それで本人の方を見ると、“あ、(こっちも)なちこだ!”みたいな(笑)。本当に似合っていました。

立花 うん、和の感じがメッチャいい。

桐原 なちこの雰囲気にすごく合っています。

ーー古語がテーマのCMということで、もしタイムスリップできるとしたら、どんな時代に戻って何をしたいですか?

桐原 私はあんまり過去に戻りたいと思ったことがなかったのですが、最近平成リバイバルみたいなのが流行っていて、当時の高校生の姿を見るたびにめちゃめちゃ可愛いなと思って。制服をちょっと着崩して、前髪を斜めに分けて長めのピンで留めて、ちょっと細眉みたいな感じが大好きなので、私もその頃にタイムスリップしてやってみたいというか。ちょっと憧れがあります。

CANDY TUNEインタビュー②(福山梨乃・南なつ・村川緋杏)

ーー『伊右衛門』の新WEB-CMに出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

福山 最初はドッキリかと思って。“待って、あの伊右衛門?”“私が知ってる伊右衛門で合ってる?”みたいに何度もハテナが浮かぶくらい、本当に夢のようで、理解するまでに時間がかかりました。さらに、着物を着させていただくことや、「キス・ミー・パティシエ」という、私たちがデビュー前からずっと歌い続けてきた曲を使っていただけることを聞いて、本当に嬉しくて、そこでまたひと盛り上がりして。今回の撮影をとても楽しみにしていました。

ーー古語バージョンの「キス・ミー・パティシエ」を歌ってみて、印象的だったフレーズを教えてください。

村川 “愛してね”が“愛し給(たま)え”とか、一字一句古語になっていてすごいなと思った中で、1番面白かったのが、“欲張りコース許してね”という歌詞が、古語では“強欲なるも許されよ”となっていたところです。“欲張りコース”は“強欲”なんだとか、古語にすると面白くて、印象に残るなぁと。これからTikTokで古語バージョンを流行らせたいなと思いました。あと、実は“キスパティ(キス・ミー・パティシエ)”が出て半年ぐらいたった頃、メンバーの間で“これ古語にしたら面白くない?”となって、“接吻求む 我 菓子職人”みたいに遊びで考えていたことがあったんですよ。それで今回、“メッチャすごくない?”みたいな話をしていたら、りのまるさん(福山さん)のSNS投稿の下書きに、当時書いた古語バージョンがあったんだよね。

福山 そう。バーッと数年分さかのぼったら出てきて。悔しい。マジで投稿しておけば良かった(笑)。

 今度その下書きをスクショして載せましょう。

村川 だから、今回「キス・ミー・パティシエ」の古語バージョンを公にCMという形で出していただけて、私たちの気持ちも晴れました。ありがとうございます!

福山 本当にそんなことあるんだね。すごいよ。

ーー今回は着物での撮影でしたが、お気に入りのポイントはありますか?

 メンバーカラーのお着物はなかなか着る機会がないので、すごく嬉しかったです。みんな今日は上品で……今日は?(笑) いつものキャピキャピしている私たちではなく、今回はちょっとおしとやかな「キス・ミー・パティシエ」をお披露目できたのかなと思っているので、そこに注目してほしいなと思います。

ーー南さんから見て、着物が1番似合っているなと思うメンバーを教えてください。

 みんな似合っていると思いますが……私かなぁ(笑)。やっぱりオレンジの色がすごく似合っていて、ちょっと外国っぽい顔立ちにお着物というのも、とっても可愛いのかなと思います。

村川 よいしょ~! 1番似合っています。

福山 可愛いです。

 ……恥ずかしい。

村川 逆に肯定されると恥ずかしくなるよね。

――古語がテーマのCMということで、もしタイムスリップできるとしたら、どんな時代に戻って何をしたいですか?

福山 実はちょっと生で見てみたいものがありまして。それは、恐竜です。恐竜ってカッコいいし、今でもまだ研究が途中で、何色だったかとかもよくわかっていないぐらい未知の動物じゃないですか。なので、ちょっとこの目で見られたらいいかなと。でも、食べられて終わっちゃうかな?

村川 恐竜に接吻してもらおう(笑)。

福山 じゃあ、恐竜の前で“接吻、(接吻)♪”と歌ってきます(笑)。


CM楽曲「キス・ミー・パティシエ(古語バージョン)」について
「キス・ミー・パティシエ」は、CANDY TUNEの1stデジタルアルバム『CANDY TUNE』Cに収録されており、真似しやすい振り付けと、キャッチーなメロディが話題となった代表曲。甘く切ない乙女心をお菓子作りに例えながら、“愛してね”、“愛してる”とくり返す歌詞で表現し、多くの共感を呼んでいる。今回のCMでは、この「キス・ミー・パティシエ」を古語にアレンジした特別バージョンを制作。歌詞を古語に置き換えただけではなく、原曲の作曲者・クボナオキが新たに編曲を手掛け、和楽器を取り入れたアレンジに生まれ変わった。奥ゆかしい古語の響き、メンバーカラーの美しい着物姿、そして印象的な振り付けを通じて、従来の魅力に新しい表情を加えた特別なパフォーマンスに。

「キス・ミー・パティシエ(古語バージョン)」 歌唱箇所 抜粋

【「キス・ミー・パティシエ」 現代語ver.(元歌詞)】

愛してね

わたし以外とか 絶対許さないからね

チュッてして

重すぎとか禁句 夢中になってよね

お願いよ キス・ミー・パティシエ

【「キス・ミー・パティシエ」 古語ver.】

愛(あい)し給へ(たまえ)

わらは(わ)ならでは よに許(ゆる)すまじまじき

ちゅっとせよ

重(おも)しとな言ひ(いい)そ 惚(ほう)けたれかし

いざや 接吻(せっぷん) 菓子司(かしつかさ)